Gran Fondo Whistler 2019 -Part 1
7日(土)に「Gran Fondo Whistler 2019」に参加してきました!
Gran Fondo(122km) カテゴリー(個人と2人チーム)です。
今回は、途中で自転車を停めて写真を撮ったり、会話を楽しみながら完走を目指すようなファンライドではなく、自分の力を出し切る「レース」として走りました。
さて、このイベントはUCIワールドシリーズの公式レースであり、多数の実力者が個人やチームで参戦しています。また、開催10周年と同時に来年のワールドチャンピオンシップの開催地になっていることもあり、出場権獲得を目指す雰囲気も特別感が漂っていました。
公式サイトでは約4,500人が参加で、女性の参加率も高い(26%)のだそう。
バンクーバーからウィスラーへ向かう「Sea-to-Sky Highway」の片側車線を完全に封鎖して開催されることからも、このイベントの規模がお分かりになると思います。
Gran Fondoカテゴリーの号砲は朝7時。スタンレーパークには続々とサイクリストたちが集まってきます。様々なデザインのジャージに、年季の入ったバイクからスーパーバイクまで目を楽しませていただきました。
6時5分:Forte(152km, 3,118m/elev. Cypress Mountain往復後Gran Fondoコース)
6時50分:Alta Classe(122km, 2,136m/elev. 至れり尽くせりのVIPパッケージ)
7時:St. Regis Cup(122km, 2,136m/elev. 選抜基準ありの5~8人チームレース)
7時:Gran Fondo (122km, 2,136m/elev. 完走目標時間順にスタート)
9時15分:Medio(55km, 834m/elev. ウィスラービレッジ~オリンピックパーク往復 ※上のマップにはありません。
自転車のハンドルバーに付けた計測チップは、スタートラインを超えないうちは作動しません。つまり、どの位置に並んでも公平なのですが、個々の力量に合わせるのを推奨しています。ちなみに完走目標時間は、エイドでのストップや休憩の時間を含んで考えます。私たちは4.5~5時間の列に並びました。
MCによるグリーティングとBlue Rodeo(カナダのカントリーロックバンド)のJim Cuddyによる国歌(O' Canada)斉唱ののち、スタートの合図。ここでStravaをON。Queenの曲をBGMにぞろぞろと動き始めましたが、まさに牛歩。自転車を押して歩く方が楽な速度でした。
実際、スタートラインまで15分、ラインを超えてからも集団で狭い道を走るため、パークから公道に出るまでの約3kmは10分かかっていました。
ライオンズゲートブリッジを渡り、ノースバンクーバーへ。沿道からの声援や反対車線の車からのカウベルでの応援が嬉しいです。ここから一気にスピードが上がります。
かなりの人数を抜きながら、側道に逸れて自転車から降りてやり過ごす人たちを目にしました。酷く転倒したらしく、警察や救急に救助されている人たちもいて、改めて気を引き締めました。
最初のエイドステーション、ホーシューベイ(20km地点)は通過。
このあたり(ホーシューベイ~ライオンズベイ)の景色はとても綺麗でした。Sea-to-Sky Highwayと名付けられるだけあって、目の前に空と海が広がる様はゆっくりと眺めていたいほど。自転車を停め、写真を撮っている人たちもいました。このあたりから序盤のヒルクライムになりますが、アップダウンを繰り返す地形で適度に脚を休められるので、酷ではなかったです。
そしてQOM/KOMコンペティション(47km地点)のファーリークリーク(1.6km, 4%)を上ります。ここでのタイムもチップで計測されるため、完走に時間が掛かる人であってもこれに集中すればQOM/KOMを獲れるチャンスがあるわけです。
結果(性別+年齢カテゴリー)は・・・私が16位(105人中)で、夫が24位(343人中)でした。
次のASはブリタニアビーチ(51km地点)。ここで補給食としてバナナとベルギーワッフルを食べました。ホットコーヒーと一緒にまったりする人もちらほら。
ワッフルは地元のパティスリーの手作りだそう…でしたが、冷めたワッフルは残念な味と食感(モソモソ、ボソボソ)に。富士イチでのやきそばが脳裏に蘇りました。
アルカリイオン飲料をボトルに詰め、エナジーバー、ジェル、ブロック(グミ)をジャージのポケットに入れて再出発です。
ASを出るとすぐに次のヒルクライムが待っていました。
「うえぇぇ?」
と実際に声に出していませんが、そんな気分でした。胃が重くて気持ち悪いのです。
あのワッフルの油分が糖分が、何よりあのもっさりとした固形がずっしりと胃に沈んでいます。バナナだけにしておけば良かった・・・と後悔先に立たず。
しかし上ってしまえば、下りからの市街を抜ける平坦~緩やかな坂の区間が12kmほど。そこを走るうちに落ち着くことを期待しつつペダルを廻しました。
続きはこちら→ Gran Fondo Whistler 2019 -Part 2