12 Hours of Glenridge 2022
6月11日、「12 Hours of Glenridge」という、マウンテンバイクレース/イベントに参加してきました。その名が示す通り、12時間耐久レースです。この会場、驚くことに主催者の私有地。MTBが好きすぎて山を買い、コースの整備をしたそうです。
前日に現地入りし、会場内のキャンプエリアにテントを設置して2泊3日のスケジュール。しかし、あいにく現地でもこの数日は雨天続きで、レース前日と当日も芳しくない予報が…。
会場に到着した夕刻、雨が降り出す前にとテント設営の途中で…ゲリラ豪雨が襲ってきました。最終的にはテント内の水溜まりをキャンプマグで掬い出すを繰り返して、タオルドライしてとちょっとした運動に（苦笑）
その後、雨は早朝まで続き、コースのコンディションが不安でしかない私でした…。
さて、当日は曇り/晴れのレース日和。皆さん気合が入っています。コースは状態があまりにも悪いところはメンテナンスしたとのことですが、かなり濡れているのは避けられません。
このレースはまずユースとアダルトで分けられ、それぞれ個人、2人チーム、4人チームで12時間以内（８～20時）に何周できるか（トータルタイム）を競います。
チームは交代で走りますが、ひとりが好きなだけ周回してからの交代でも、1周するごとに交代でも自由ですし、いつ出走を止めてもOK。12時間フルに参加する義務はないのです。
私は夫と長男（19歳）の3人で4人チーム枠です。事前に主催者からは、もしチーム入り希望の個人参加者がいれば加えてくれるとのことでしたが、3人でOKとも言われていました。
私たちは1周交代で夫→長男→私の順。1周を終えたライダーからは、「滑るよ！特にあの橋が！」が聞こえてきました。しかも皆さん泥まみれ！
夫と長男は子どもの頃からMTBに乗っていますが、私はMTBを始めて1ヵ月程度。しかもドライコンディションでしか走っておらず、泥と水溜まり満載のコースに挑めるほどの経験は皆無です。
「やばいよ、どうしよう」
が勝っていました。
夫は「まぁ、楽しんで走って、経験になればいいんじゃない」と気楽に捉えていた模様。
いやいやいや、そんな余裕ないから！
案の定、最初の1周は滑りまくりの転びまくりのコースアウトだので四苦八苦。最悪なのは滑って足を着いた先に地面がなく、斜面を自転車ごと転げ落ちるというもの。
上りたくても足場は崩れるばかり、乾いていればしっかりしてるはずのはずの太い草を掴むも根から抜けて這い上がるにも一苦労！とはいえ、チェーンが外れただけで自転車にダメージがなかったのはせめてもの救いでした。
次の周回からは遅いのには変わりないですが、転ばずバランスがとれるようになって良かったです。ぶっちゃけ、某漫画のようにMTB初心者が初めて走るコースで誰かとガチで競うようなミラクルは…残念ながらありません。大丈夫、分かってます（笑）
実際、勝ちを狙うライダーの周回スピードは半端ないです。路肩に寄る私を風のように横切っていく…。まさに圧倒的な経験の賜物ですね。
レース終了の約3時間前からディナー（豚の丸焼き）がスタートで、それまでにレースを終わられる人が私たちも含めて多かったです。
私たちは当初12時間に挑戦してもう一泊キャンプの予定でしたが、その夜から翌朝にかけて再び大雨の予報。その中キャンプ終いは容易ではないと、帰路に就くことにしました。
今回は転んで落ちて青痣だらけになりましたが、MTBをもうチャレンジしてみようかなと思いました。夫がクロスカントリーバイクの「レジェンドな一台」を探し出してくれたので、楽しめるようになるまで上達しないともったいないです。
ちなみにその一台とは Trek SuperFly 100 Pro Gary Fisher Collection (2012)。
10年前の中古ですが、簡単なトレイルくらいしか走っていないという方からかなり良い状態で譲り受けました。パーツのアップグレードもされていましたし、何よりめちゃめちゃ軽い！これから夏本番ですし、わくわくしますね！
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