Gran Fondo Whistler 2019 -Part 3
前回はこちら→ Gran Fondo Whistler 2019 -Part 2
100kmを過ぎていわゆる激坂はなくとも、じわりじわりと標高が上がっていきます。そして、ブランディーワインフォールズ州立公園地区に入ると最後のASです。
私たち同様に通過する人が多かったのか、前半に比べて人影がそれ程あるようには感じませんでした。そこでは、エールを送ってくれる人が多くて励みになりました。そして・・・
「2つ坂を上ればゴール!」
と、大きな段ボール紙に手書きのサインが目に留まったのですが・・・そうなの?
いやいや、実際にはいくつも上りました(笑)おそらく「Big Climb」とか「Wall」と言う意味だったのだと思いますが、個人的にはそこまで大きな坂を上った感覚はありませんでした。「ちょっと上って」を繰り返していたと記憶しています。もちろん感じ方は、人それぞれではありますけどね。
これらの坂を越える間、エナジーグミ(Clif Block Energy Chews:画像は前回にあります)を一粒ずつ摂ってラストスパートに備えました。
この形態の補給食は秀逸ですね。私のように一度にたくさん摂るのが苦手な人に向いているなと思いました。何より、エナジーバーやジェルのように口の中でもたつかないのが嬉しい!加えて、私は無類のグミ好きだったりします(笑)
残り8km辺りからクリークサイドヴィレッジ~アルタレイクを抜けて行きます。若干の起伏があるものの、ほぼ平坦でスピードに乗せて走れました。
いよいよ、これまで走ってきた「Sea-to-Sky Highway」から離れる時がやって来ました。
ビレッジゲートブルーバード(Villege Gate Blvd)で右折し、ウィスラーヴィレッジ内へ。約500m先のブラックコームウェイ(Blackcomb Way)を左折すれば、最後の直線が約300m。
力の限りペダルを回して、ラストスプリント!
4時間41分27秒でゴールラインを超えました(夫とほぼ同時フィニッシュ)。
個人成績はカテゴリー別(完走者:性別・年齢)で16位/102人で、チーム成績は4位/20チームでした。ロードバイクに乗り始めて約1年でこの結果なら、自分を褒めても良いかな(笑)
走り終わった後の自転車は、Lot 4ゲート内の駐輪場へ。自転車を外に持ち出す際には、IDブレスレットと自転車に付けたゼッケン番号が確認されるので、安心してブラブラできます。預け荷物の引き取りや、バンクーバーへのシャトルバスもこの場所です。
ずっしりとしたメダルを首にかけて貰うと、達成感と爽快感がより一層強くなりました。その後、Lot 4内で水分補給と栄養補給(フルーツとかプロテインシェイクとか)をしつつ、長男のゴールを待ちました。
長男のゴール後にセレブレーションプラザへ移動し、ランチタイムです。
ランチはスモーキードッグ、プルドポークサンドイッチ、ファラフェルラップ(写真を撮り忘れました)から選べ、ビール(↓)かソフトドリンクが1缶が付きます。
ちなみにIDブレスレットに「MEAL」と「DRINK」の一食分ずつの引換券が付いています。ビールに限っては誰でも購入(現金のみ)もできますが、ランチの追加購入はできません。とは言え、会場内の屋台、ウィスラービレッジのレストランやカフェで飲食が可能です。
ビールは私がアンバーエール、夫がノースウェストIPAを飲みました。どちらも喉越しが良く、適度に冷やされていて美味しかったです。
ランチは私はファラフェルを夫と長男はプルドポークを食べましたが、正直言ってしまえば、大味で口に合いませんでした。一様にして「これでグルメなのか・・・」という感想(ゴメンナサイ)。
ウィスラーでは有名なグルメケータリングとのことですので、おそらく、北米食文化が中心の生活をしている人には好評だったのではないかなと。
あ、富士いちのように、出来立てをサーブして貰えたら美味しかったのかも・・・きっと、そう。そうだと思いたい・・・。
余談ですが、後日、友人との会話の中で「ウィスラー」というリゾート地のネームバリューで、そこそこの腕前でもビジネスができる、そんな話題が挙がって妙に納得してしまいました。
また、セレブレーションプラザでは、表彰式の後にFamous Players Band(1時間ほどのライブが時間を置いて2回)とJim Cuddyよるコンサートがあり、誰でもラジオや音楽番組で耳にした事のあるポピュラーな曲が演奏されていました。Jimのコンサートは彼が到着後(自転車で走ってました。結果は6時間20分だった模様)に行われました。
今回、走ることに集中できたのは、義父のサポートのおかげです。
バンクーバーとウィスラーへの送迎と、私たちが走っている間に次男と三男の面倒をみてくれました。本来ならシャトルバスで当日か翌日にバンクーバーへ戻ることになりもう一泊は避けられませんでしたが、レース当日に自宅へ戻って来られたのはとても助かりました。感謝しきれません。